Jw_cadで図面を印刷したとき、「思ったより線が細くて見づらい」「画面では見えているのに線が消えてしまう」「カラーで印刷したいのに白黒になってしまう」と悩んだことはありませんか?
建築のCADオペレーターとして10年近く図面を描いてきた中で、私もこの線の太さの使い方をマスターするまでは時間がかかりました。
実は、Jw_cadの印刷トラブルは「線幅設定ダイアログ」の正しい扱い方と、ペン設定の扱い方を押さえてしまえば一発で解決します!
本記事では、線が消える原因の究明から、ダイアログを使った線幅の設定手順、カラー印刷の方法、さらには基本色以外の「独自色(任意の色)」を使う裏技まで、実際の操作画面付きで徹底解説します。
Jw_cadの線幅設定の設定手順
では、線幅設定の要となるダイアログについて解説します。
まずは基本の線色について
①「線属性」のツールバーをクリックすると、線属性のダイアログが表示されます。
②線色1~線色8と補助線色が、作図の際基本的に使うことになる線種になります。
※このツールバーが表示されてない場合は、「表示」→「ツールバー」→「線属性」にチェックを入れてOKを押せば表示されます。
線幅の設定方法
線幅の設定方法について説明します。
①「設定」をクリック。②「基本設定」をクリック。
表示されたダイアログボックスから
①「色・画面」タブをクリック。
②先程確認した基本の線色に対応する「線種」に設定したい太さを入力する。
※左が画面上での太さ、右側が印刷時の太さになります。
※私は 細線:2、中線:3、太線:4 にしてます。
③「OK」をクリック。
これで、それぞれの線色に太さが設定されました!
※どの色がどの太さかできるだけ混乱を防ぐ為に、線色1を一番細い線にして、順に太くしていくのがおススメです。
※寸法を作成した際の両端の点の大きさは、実は一番右側の「点半径」で決まります。大きさを調整したい時はここの数値を設定し直します。
Jw_cadで印刷時に線が消える3つの原因
「PCの画面上ではキレイに描けているのに、印刷紙を見ると線が消えている…」という場合、ほとんどが「印刷されない線になっている」か、「印刷時の設定」が原因です。まずは、なぜ線が消えてしまうのか、よくある3つの理由から確認していきましょう。
線が補助線色になっていない!?
まずは、線が印刷されない補助線色になっている可能性があります。この線は作図の補助として使うためのもので、デフォルトで印刷されない設定になっているので注意が必要です。
補助線色の判別方法
マゼンタより少し色が薄いのが「補助線色」です。どの線が「補助線色」になっているかを確認する方法を解説します。
①図面内の線を選択します。②「属性選択」をクリック。③「指定【線色】指定」をクリック。
①線属性ダイアログの「補助線色」をクリック。②「OK」を2回クリック。
少し分かりづらいですが、選択された線はマゼンタ色に表示されます。左側の補助線色の四角のみが選択されたのが分かりますでしょうか?
線が多くて要不要の判断がつけにくい場合は、選択した線を別レイヤーに入れて、そこで整理するのがおススメです。
もう一つは、印刷色が薄い色に設定されている可能性です。
基本の線色の確認方法
①「設定」をクリック。②「基本設定」をクリック。
①「色・画面」タブをクリック。②プリンタ出力要素の「線色」ボタンをクリック。
➩その線色の色が表示されます。
①設定されている色が確認できます。
薄い場合は
②変えたい色をクリックして選びます。
③「OK」をクリック。➩全ての色を確認してください。
「表示のみ」のレイヤーを印刷しない設定
「表示のみ」は、数字ボタンに〇がついてない状態の事です。
その設定になっているか確認方法を解説します。
①「印刷」をクリック。
②プラインターのダイアログが表示されますが、「キャンセル」又は「×」で閉じます。
➩印刷モードになります。
印刷のツールバーが表示されるので、
①「出力方法設定」をクリック。
②「表示のみレイヤーは印刷しない」にチェックが入っていたら、チェックを外す。
③「OK」をクリック。
チェックを外したら、再度テスト印刷してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
線が印刷されない時、
①補助線色になっている可能性
②薄い色で印刷される設定になっている可能性。
③「表示のみ」のレイヤーが印刷されない設定になっている可能性。
という解説をしました。
印刷したい線がきちんと印刷されたら幸いです。
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