Jw_cadのツールバーの使えると一気に便利になる設定を2つ、ご紹介します。
① ツールバーが消えたときの初期化方法。
② 時々勝手に崩れてしまうツールバーの位置を簡単に戻す方法。
③ よく使うコマンドをツールバーとしてカスタマイズする設定
では見ていきましょう♪
目次
Jw_cadのツールバーが消えた!!初期化してみよう。
Jw_cadでは、他の一般的なソフトのようにツールバー位置が固定されず、突然どこかに消えてしまうことがあります。そういう時は初期化してみましょう。
1)まずツールバーの『表示』-『ツールバー』をクリック。
2)「ツールバーの表示」ボックスが表示されるので、『初期状態に戻す』にチェックを入れる。もしくは自分が表示させたいものを選んで、チェックを入れる。
3)デフォルトのものが自動的に選択されるので、『OK』をクリック。完了!
4)画面上にツールバーが表示されているので、自分の好きな位置に移動させましょう。
駒のように置かれるところがなんともアナログチック✨ですよね。
ツールバーの一覧
※すべてのツールバーを並べてみました。ツールバーの名前と実際のツールバーはなかなか一致しないと思います。自分が必要なツールバーを選ぶときの参考にしてくださいね♪
ツールバー位置は固定できる!?
ツールバーが崩れるとは?
作業するとき全画面にして行うことが多いかと思いますが、画面をうっかり縮小サイズしてしまうと、きちんと整列させていたツールバーの配置がまるで本物の駒が崩れたかのようにバラバラに変わってしまうことがあります💧。また、このミスを犯さなかったとしても、新しくデータを開く時になぜか全画面で開いてくれず、ツールバーの配置が勝手に崩れることがあります。これは現在ソフトとしての対処方法がないようです。
(↓画面を縮小サイズにしてして、ツールバーが崩れた状態)
一度崩れてしまうと、また全画面表示にしても、元の配列に戻らないので、一つ一つドラッグで戻す必要が出てきます。
(↓全画面表示に戻した状態)
忙しく仕事している時は「勘弁して(-_-)」って思います。ツールバーが崩れると作業スペースが狭くなりますしね。忙しい時に、いつもに増してこういった現象が起きるようにも感じます。
こうした事態を避ける簡単な対処法がありますが、その前に理解すべきJw_cadの特質をご説明します。
Jw_cadツールバーのアナログチック的特質!?
特質を2つ。ここらへんは、Jw_cadっぽいアナログチック✨も感じますが憎めません(^^)。
① Jw_cadは、一番最後に閉じたウィンドウのツールバーの位置を勝手に記憶する特質がある。
( ..)φメモメモ
② 開いたり編集したりせず、そのまま触らずにいるウィンドウのツールバーの位置は変わることがない。
先が読める方はもう予想が着いたでしょうか。
つまり、編集するデータとは別に、言わば『ツールバー位置の』バックアップデータようなウィンドウをそこにスタンバイしておくという訳です。ツールバーが突然崩れたときは、そのデータが復活役としてしてくれるということです。お分かり頂けますでしょうか^^?
一見手数に見えるかもしれないですが、ツールバーを毎回ドラッグで戻すことを考えたら、最初のワンクリックで予防できるので、やらない手はないと思います。
使いやすい位置に固定するには
1)新規のJw_cadデータを一つ全画面で開きます。
2)ツールバーが崩れていたら、自分が使いやすいと思うところに配列します。
3)このデータに『ツールバー位置用』等分かりやすい名前を付けて、デスクトップや自分が毎回アクセスしやすいところに保存します。
4)作業を始める前に、このデータを毎回開き、編集するデータは別のウィンドウで新しく開き、終わるまでこのまま作業を進めていきます。やることはこれだけです。
では崩れたときにどうするか、見ていきましょう。
崩れたときはこうする!
1)まずツールバーが崩れた画面を全て閉じる。
2)次に、『ツールバー位置用』を全画面表示させる。(ツールバーの配列が崩れていないのを確認。)
3)このウィンドウを閉じる。
3)ここで新しいウィンドウ(どのデータでも)を開く。
ツールバー、綺麗な配列の状態で開いてくれましたか^^?

私はこのデータに、よく使う図面枠や方位等のデータ的なものも保存して、必要な時にすぐ使えるようにしています!
↓ 私が実際に使用しているツールバー復活用データ。CADオペとして10年経ってもこのデータは毎回必要になります。
Jw_cadのツールバーをカスタマイズ設定する方法!
オリジナルツールバーを作るメリットとは?
オリジナルツールバーを作るメリットは、一言で言うと作業を効率化できることです。
例えば、塗りつぶしをするときに、【多角形】【任意】【ソリッド図形】。。と少なくともこの3回の操作が必要になります。これを『ソリッド』というボタン1つに簡略化することができます。
また、基本的にツールバーとして表示されないコマンドをツールバーに設定することもできます。
よく使う機能はオリジナルのツールバーとして作ってしまうといちいちメニューからプルダウンで追わなくてもワンクリックで始められ、効率化につながります!
Jw_cadは完全無料なのに、オリジナルのツールバーが作れてしまうんですヨ♪
オリジナルツールバーの作成方法
1)まずツールバーの『表示』-『ツールバー』をクリック。
2)ツールバー表示の、『ユーザーバー設定』をクリック。
3) ユーザー設定ツールバーが表示されます。『ユーザー(1)』に追加したいコマンドの番号を入力します。(今回は『18ソリッド』)他にも追加する場合は、スペースを入れて数字を追加します。『OK』をクリック。
4) ツールバーの表示に戻ります。今回設定した『ユーザー(1)』にチェックを入れ、『OK』クリック。
5) 編集画面に戻ると、先ほど作ったツールバーが画面にもう表示されていますね!簡単ですね!出てきたツールバーは自分が使いやすい位置に配置して使っていきましょう♪
ツールバーの移動は、ボタン以外のところをつかんでドラッグ、です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
① ツールバーがどこかに消えてしまった時は初期化する。
② ツールバーの配置が突然崩れてしまうことがある。別にバックアップの役割のファイルを作って開いて置いておくことで対処できる。
③オリジナルツールバーを作って作業の効率化が図れる。
たかがツールバー、されどツールバーです!一つ一つ工夫を増やし、スピーディーに作業できるようにしましょうね♪
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