子供の頃から、父のタイプライターやワープロを借りてはタイピングをしたり、何かしら作ったりしていました。成人してからもパソコンに触れていることが多かったので、根っからのデジタルオタクだったんだと思います。
社会人になってしばらくしてから家でも仕事ができるCADオペという仕事を知り、職業訓練校に通って勉強し、構造設計事務所で採用されました。自分の至らなさに何度か挫折しそうにもなりましたが、周りの温かい助けにも恵まれ、結婚出産も経ながら、10年ほど続けることができました。RC造や鉄骨造のマンション、学校など、100棟近くの建物の図面作成に携わってきました。その後大手建築設計事務所に在宅CADオペとして採用され、現在は子育てをしながら完全在宅で仕事をさせていただいています。
CADの製図作業は、立体パズルをぴったりと収める感覚にも似ています。ゲームをしている感覚にも似てる気がします。サクサクと製図して、図面が出来上がっていく作業は楽しい♪もちろん、設計者の方とのやり取りがひっすだけど、それを必要としてもらえる仕事。。
建築は複雑で理解しがたいものにも見えますが、「すべては図面に書かれている」という上司の忘れられない言葉に真実があるようにも思います。一見分からないことは沢山あるけど、必ず図面のどこかにその答えがある。もしくは今の時代インターネットで調べればわかる答えも沢山ある。丁寧に図面を描いていくと出てくる不整合もある。それを設計士さんに伝えた時に喜んでもらえることが、頑張りがいがあったと感じられるときです。
好奇心を持って仕事をしていけば、自分で開ける道も沢山あると思います。そういう熱意を感じ取ってくれる人が、また次に必要な知識を教えてくれたりします。すべての建築資材に精通していることが大切なのではなく、分からないことが出てきたときにそれを一つ一つ調べていく行動力が大切なのだと思います。
建築士の人口がこれから減っていくといいます。今まで仕事しながら周りの方に教えていただいたり自分で見つけたりしてきてスキルを、これからCADの仕事をしたいと思っている方にもお伝えし、少しでも建築業界の役に立てる存在になれればと思っています。