Jwcadでは、ユーザーバーという自分好みのツールバーを作れる機能があります。
メリットとしては、塗りつぶしをするときに、【多角形】【任意】【ソリッド図形】。。と少なくともこの3つのボタンは必ず押さなければなりませんが、ユーザーバーを設定すると、これを1回に簡略化することができたりします。
また、ふとした時に意図せずツールバーの位置が崩れてしまうことがあります。
Jwcadの設定では防げないことですが、簡単な対処法があります。
では早速この2点についてご説明してきましょう ♪
目次
Jwcadツールバーでユーザーバーを作ってみよう!
1)まずツールバーの『表示』-『ツールバー』をクリック。
2)「ツールバーの表示」表示されますので、『ユーザーバー設定』をクリック。
3)「ユーザー設定ツールバー」が表示されます。①コード番号のリストから今回は『18』(ソリッド)を『ユーザー(1)』に入力します。同じツールバーに追加する場合は、スペースを入れて数字を追加します。『OK』をクリック。
ユーザー(1)~(6)は数字ごとにツールバーが一つにまとまった状態で表示されます。
4)ツールバーの表示に戻ります。今回表示する『ユーザー(1)』にチェックを入れ、『OK』クリック。
5)編集画面に戻り、先ほど作ったツールバーが画面に表示されているのを確認してください!
自分がよく使うコマンドを設定していくとどんどん作業が速くなっていきますよ ♪
ツールバーの移動方法
ツールバーのボタンと ✕ (閉じるボタン)以外のところをつかんでドラッグ移動です。
ツールバーの配置を固定する方法
ツールバーが消えたり位置が変わる!どうしたらいい?
作業するとき全画面にして行うことが多いかと思いますが、画面をうっかり縮小サイズしてしまうと、きちんと整列させていたツールバーの配置がまるで本物の駒が崩れたかのようにバラバラに変わってしまうことがあります💧。
(↓画面を縮小サイズにしてしまった状態)
一度崩れてしまうと、また全画面表示にしても、元の配列に戻らないので、一つ一つドラッグで戻す必要が出てきます。
(↓全画面表示に戻した状態)
また、縮小ボタンを押してしまうミスを犯さなかったとしても、新しくデータを開いた時になぜか既にツールバーが崩れた状態になっているということがあります。これはJwcadの設定の問題ではなく、どうしても避けられない事のようです。
でも、忙しく仕事している時は「勘弁して(-_-)」って思います。こうした事態を避ける簡単な対処法がありますのでご説明します。
Jwcadは最後に閉じたデータの配列を記憶して、次にデータを開く時にその配列を反映させるようになっています。
なんだかアナログチックな性質ですが、慣れてくるとこのアナログチックさも好きになってきます( *´艸`)♪
ツールバーの位置を固定化するための方法
1)ひとまず、まっさらな新しいJwcadデータを一つ全画面で開きます。
2)ツールバーを使いやすいところにドラッグして配置します。
3)このデータを、デスクトップ等の分かりやすいところに名前(例:ツールバー用)を付けて保存します。
4)作業する時、一番最初にこのデータを開き、作業が終わるまで閉じずそのままにしておきます。最小化はしても大丈夫です。
自分の作業するデータは新しい画面で開き作業していきます。やることはこれだけです。
ツールバーの配置が崩れたときはこうする!
1)まずツールバーが崩れたデータを、一度全て閉じます。保存の必要があれば保存。
2)ツールバー用のデータを表示させ、ここで一度閉じる。
3)これでJwcadが配列を記憶した状態になったので、また編集するデータを開くと、ツールバーがきちんと配置された状態で開きます。
一見手数に見えるかもしれないですが、ツールバーを毎回ドラッグで戻すことを考えたら、最初のワンクリックで予防できるので、やらない手はないと思います。
私はこのツールバー用のデータに、よく使う図面枠や記号等も入れて、デスクトップに保存し、毎回開いてます。是非、取り入れてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ツールバーの位置が意図せず崩れてしまうことがある。簡単に対処できる方法をお伝えしました。
それを普通に元に戻すにはドラッグする必要がある。Jwcadの設定で防げる事ではない。
Jwcadは直近で閉じたデータのツールバー位置を記憶していて、次に開くデータにそれを反映させる。
対処法としては、ツールバー用に別にデータを作って一番最初に開き、作業が終わるまで開いておく。
たかがツールバー、されどツールバーです!一つ一つ取り入れながら、快適に、スピーディーに作業できるようにしましょう ♪
コメント
[…] 1) ①『ソリッド』をクリック。作っていない場合は、『多角形』-『任意』-『任意色』で選ぶ。(⇒ソリッドボタンの作り方はコチラ) […]