目次
ハッチングの文字周りを中抜きにする
ここでは、ハッチングの文字の周りを中抜きにして見やすくする方法についてご説明します。
1)まず①ハッチングをクリックして選択。②キーボードで「H」と入力すると、Hで始まるコマンドが表示されるので、「HATCHEDIT」をクリックして選択。
2)ハッチング編集が開くので、①「オプション」の「自動調整」にチェックが入っているか確認。②「境界」の「追加オブジェクトを選択」をクリック。
3)編集画面に戻るので、①中抜きしたい文字をクリックして選択。②「Enter」キーを押して決定。
4)ハッチング編集に戻るので、①「OK」をクリックして決定。
5)文字の周りがくりぬかれました!
自動調整設定をオンに切替える
ハッチングの自動調整がオフになっていると、文字周りの中抜きができなくなります。
後からチェックをいれて「自動調整」にすることはできません。コマンドから「自動調整」に変更する方法をご説明します。
ハッチングを自動調整に変更する
1)①キーボードに「-H」(マイナスH)と入力すると、コマンド一覧が表示されます。②「-HATCHEDIT」をクリックして実行します。
2)①「ハッチングオブジェクトを選択」と出るので、ハッチングをクリックして選択します。②「Enter」を押して決定。
3)①「内側の点を選択」と出るので、ハッチングの境界線内側をクリックします。②「Enter」を押して確定。
自動調整になったか確認する
1)①ハッチングをクリックして選択。②マウスを右クリックして表示されるメニューの中の「ハッチング編集」をクリック。
2)①「自動調整」にチェックが入っていれば成功です!
●もしくはハッチングをクリックして、表示されるポチで「自動調整」オンオフの見分けがつきます。※自動調整がオンでも、文字を後から配置して自動的には中抜きされません。文字が既に配置された状態でハッチングをかけるか、ハッチングに文字を関連付けるかのいずれかの方法で中抜きします。
いかがでしたでしょうか。
ハッチングにかかる文字周りを中向きにする方法と、確認する方法をご説明しました。
「自動調整」は、こちらで説明しましたように、「追加オブジェクトを選択」で、一つのハッチングに複数のオブジェクトを関連付けることができます。文字もそれと同じようにオブジェクトとしてハッチングに関連付けして、周りを中抜けにするというイメージです。ハッチングが「自動調整」設定になっているのが条件になりますので、是非このやり方をご活用ください!
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