【Autocad】ペーパー空間の位置合わせを完璧にするためのたった一つの事!

AutoCAD

せっかくペーパー空間の用紙サイズと図枠をきれいに配置させても、何枚も印刷するとどうしても図枠が微妙にずれてしまいますよね。少々ずれていても問題はないのですが、PDFにした時にめくっていくと、図枠がガタガタと動いて、気になってしまう方も多いのではないでしょうか💧
私も長いこと諦めていましたが、ある時仕事先の詳しい方に聞いたらスッキリ解決して、感動モノでしたので共有します!
ペーパー空間の印刷設定を少し変えるだけなのです!
※今回はペーパー空間までは揃えたという所からの解説になります。

目次

ペーパー空間の位置合わせに必要な設定!

1⃣①設定したいペーパー空間のタブを右クリック
「印刷」をクリック

2⃣印刷設定のウィンドウが開くので、
印刷対象を「オブジェクト範囲」にする。
刷の中心」にチェックを入れる。
「OK」をクリック3⃣これで印刷が実行されます他の図面も同じように印刷設定と印刷をしてください。

ペーパー空間の書き出しがうまくいかない時、図面枠の外に何かおいてない!?

この設定のポイントは、「オブジェクト範囲」を印刷の中心にするという事です。
ここでいう「オブジェクト」とは、ペーパー空間にある全てのオブジェクトのことですので、例えば図枠外に何か文字や線等ある場合は、図枠以外の所は全て消さないと中心には印刷されません。

下図を見て頂けたら意味がお分かりになると思います。
図枠の外に文字や余計なビューポート等がある状態では青色の枠が印刷する範囲になる事はご理解頂けますでしょうか?

下図が印刷結果になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
印刷がうまくいかない時には色々な原因が考えられます。これが必ずしもの原因ではないことも承知しております。
これは微妙に位置がずれている場合、綺麗に中心に印刷して揃える方法になります。
いくら画面を拡大して、図面枠を同じ位置にいれようと努力しても、印刷するとずれが見えてしまうのが私も気になり諦めていましたが(^-^;、これですっきり綺麗に揃い、大満足でした(*´ω`)!
簡単ですし、ぜひ試してみてください( ^ω^ )!
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