作業手順が分かってくると、少しずつ速く効率的に進めていくには、クロックメニューやショートカットキーを使っていくことが大変効果的ですね。よく使うコマンドを毎回ツールバーのボタンで押すのも、マウスを正確に移動させなくてはいけないので、一手間になってしまいます。
クロックメニューの一覧
クロックメニューの設定をするときに、何よりも自分が設定したいコマンドを、羅列された一覧から見つけるの大変ではないですか?
そこで、基本のクロックメニューのコマンドの一覧表のPDFを作りました。
自分が新たに使いたいコマンドの番号を見つけたい時、あるいは自分でコマンドを設定したい時、『Ctrl』+『F』で探せば見つけたいコマンドを一瞬にして見つけられます。
また、クロックメニューやショートカットキーはほぼ同じ番号のコマンドで同じ内容になっています。ショートカットキーの設定の時にも使えます。
コマンドの数、80程あり一覧から探すのはまた一苦労であったりします。
なので、設定の確認や変更をしたいときにこれを使ってみてください。『Ctrl』+『F』で、数字を探す煩わしさから解放されます。
このように時々必要になる資料みたいなものは、製図中にチョコチョコ増えてきますので、デスクトップ等に「参考資料」というフォルダを作り、適宜その中に整理して置いておくと、すぐに見つけられて便利です ♪
※コマンド設定を変更したときに、その設定に合わせた一覧表を作れるように元のJWデータもアップロードしようと思っていますが、JWデータをPDFのように貼り付けができないので、今調べ中です。やり方をご存知の方は教えて頂ければ大変嬉しいです_(_^_)_。
よく使うクロックメニューとは?
私の場合は使うコマンドを、
右手:マウス → クロックメニュー
左手:キーボード → ショートカットキー
に割り当て、できるだけ無駄な動きを省くようにしています。またこれについては別の記事で書きたいと思っていますが、ここでは私が何をクロックメニューで使っているかをご紹介します。図形を書くうえでは本当に基本的なコマンドですし、今後増やしていくにしても、まずはこれを使えるようになるだけでも、だいぶ作業は速くなると思います。
決まってよく使うのは下の6つくらいです。
左AM 5(線種変):すでにある線を別の線(決まったグループ、レイヤー、色)と同じにするときに使う。
6(属性取得):すでにある線と同じ線(同じグループ、レイヤー、色)を引きたいときに使う。
右AM 3(中心点):直線の中心点、円の中心点を取る。(基点にするとき、そこから作図する時)
4(戻る):操作を一つ戻す。
5(進む):操作を一つ進める。
12時(円1/4):円の四半点を取る。
クロックメニュー、始めてみたいなと思われるのであればこのあたりのコマンドから覚えてみるのがお勧めです。
他のコマンドにも必要性を感じたら、少しずつ使えるコマンドを増やしていくというやり方でよいと思います。きれいな図面を速く書けるように、少しずつ、効率が上がる方法を身につけていきましょう!
※右手(クロックメニュー)と左手(ショートカットキー)の使い分けについても今度ご紹介したいと思います!
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